●<爆発>NYの専門学校校舎で 20人以上負傷 事故の可能性も
【ニューヨーク野村隆宏】25日午前11時半ごろ、米ニューヨークの中心部マンハッタン地区にある専門学校校舎(8階建て)の2階で爆発が起きた。窓が吹き飛び、数階にわたり床が崩れるなどして、少なくとも20人が負傷した。
同校は改装工事中で、警察当局が爆発原因を調べている。同校では生徒らが冷蔵庫やエアコンの溶接や修理の仕方を学んでおり、米メディアは「事故の可能性がある」と報じている。現場はビジネスマンらが行き交う一角で、昨年9月に起こった同時多発テロの標的となった世界貿易センタービルから約3キロ。(毎日新聞)
[4月26日2時26分更新]
●繁華街で爆発、40人以上負傷=化学薬品に引火?テロの疑いなし−NY
【ニューヨーク25日時事】ニューヨーク・マンハッタンの繁華街にある雑居ビルで25日、化学薬品が原因とみられる爆発があり、ビルが一部損壊、40人以上が負傷した。ブルームバーグ市長は「事故以外の可能性を示す証拠はない」とし、テロの可能性を否定した。
爆発があったのは10階建てビルの地下で、爆発により床の一部が崩落、付近のビルの窓ガラスも割れるなど、大きな被害が出た。
警察や消防が原因を調べているが、揮発性の化学薬品が24日、地下の倉庫に大量に搬入されており、これに何かの原因で引火して爆発につながった可能性が高いとみられている。 (時事通信)
[4月26日7時3分更新]
●NYマンハッタンのビルで爆発、30人以上負傷
[ニューヨーク 25日 ロイター] 米同時多発テロ事件の余波が依然残るニューヨーク市内マンハッタンで、事故とみられる爆発が発生し、30人以上が負傷した。
ブルームバーグ市長は記者団に対し、「現時点では、悲劇的な事故以外の可能性を考える理由は全くない、と確信したい。死者がないことを願っている」とコメントした。
市長によると、事故は現地時間午前11時29分に発生。歩道にガラスの破片が飛び散り、現場付近のビルが揺れ、現場の向かい側のオフィスで窓が破損するなどの被害が出た。現場には約200人の消防士が出動した。
消防当局によると、負傷者は36人で、うち12人は重体。
現場は標識製作会社が入居しているビルの地下階。この会社は24日に揮発性化学物質189リットル入りの複数のドラムカンを受領していたが、これが爆発の原因かどうかは不明という。(ロイター)
[4月26日8時13分更新]
●NY市の雑居ビルで爆発、12人が重体
【ニューヨーク25日=河野博子】25日午前11時半ごろ(日本時間26日午前零時半ごろ)、ニューヨーク・マンハッタンのチェルシー地区の商業ビル地下で爆発音が響き、10階建てビルの壁や窓が崩れ落ちた。ニューヨーク市消防本部から消防車30台、消防士165人が駆けつけ、はしご車を使って救出にあたり、負傷者42人が近くの病院に運ばれた。このうち12人は頭に負傷したり、やけどなどで重体。
午後2時ごろ現場で記者会見したマイケル・ブルムバーグ市長は「事故以外の原因を示すものはない」として、爆弾テロなどの可能性を否定した。ニューヨーク市警と消防本部で原因を調べているが、爆発が発生した地下には看板製作会社があり、前日に揮発性の溶剤が大量に搬入されていることから、同社での作業中に誤って溶剤に引火した可能性が出ている。
現場の東隣には、私立職業訓練校の8階建てビルがあり、当初同校で爆発が起きたと報道された。自動車修理を学ぶ同校生徒のトミー・ウォンさん(18)は「地響きがする爆発音にビル全体が揺れ、窓からガラスが砕け落ちた。ビルの外に出ると、煙で覆われた通りを人々が悲鳴を上げて走っていた」と話した。昨年9月11日の同時テロの記憶が生々しいだけに、ニューヨーク市民は心配そうにテレビニュースを見守った。(読売新聞)
[4月26日11時16分更新]