今日(4・25)午前NHK衛星1で放送された「ABCワールドニュース」は、米国で問題が広がっているカソリック聖職者の「児童性愛問題」がカソリック教徒が90%を超えるアイルランドで深刻な問題になっていると報じた。
6年前に、10歳のときに無理矢理襲われたという男性がカソリック組織の責任を追及されたが、無視され続けたという。
アイルランド政府も、2年前に聖職者の「児童性愛問題」を調査する特別委員会を設置したが、2千人が救済を求めたにも関わらず、12人から事情聴取を行っただけという。
アイルランドのカソリック神父は、日曜礼拝でも信者と目を合わさないよう頭を下げたまま説教を行っているといい、カソリック組織全体が深刻な危機状態にあると報じた。