先日、投稿した「謎のダブヤ家」が、「親子丼」というアドレスのサイトに引用されていました。このサイトはWTCアタックは陰謀だ、という主張を精緻に展開しており、一読の価値があります。ヤフーでオヤコドンと打ち込めば出てきます。確か、オウム問題でも、創価学会、統一教会とからんだ独特の「陰謀説」を詳細に展開していたサイトだ、と思います。
ダブヤ家(正確には、ダブルウーというようです。ブッシュジュニアのミドルネームの頭文字のWをテキサスの人がダブルウーと発音するのを東部の民主党支持者がからかって言い出したようです)の謎について、追加を。ダブヤのグランパのプレスコットブッシュは第二次大戦では、CIAの前身のOSSの幹部諜報員で、CIAを作ったダレスともごく親しかったようです。ブッシュパパとCIAのつながりは、このブッシュパパのパパのコネクションのようです。20代からキューバでの反カストロ活動に(ブッシュパパ)が関わっていたのも事実のようです。
ダブヤ家の謎にしつこくこだわるのは、小生は歴史における故人の役割が極めて大きい、と思っているからです。その辺がマルクス主義などあらゆる原理主義者と異なる点です。これも以前、書きましたが、ダブヤ政権は一種のクーデター政権だ、と言えるでしょう。テキサス系の軍事。石油資本は大統領選挙の2年ほど前から、何が何でも、民主党政権を倒すつもりだったようです。実際、ダブヤ政権は軍人と軍事・石油資本の関係者ばかりで、アーミテージやウォルフォビッツに至っては、シールズなど軍の特殊部隊出身者です。いわば、平時なのに軍事政権を作ったわけで、それがWTCアタックで、平時でなくなったわけで、あまりのタイミングの良さに「陰謀説」も出て来よう、というものです。
そういえば、強烈な民主党支持者として知られるキム・ベイジンガー、アレック・ボールドウィン(元)夫婦(ご存知と思いますが、ハリウッドスターです)は、大統領選の直前に「ダブヤが大統領になったら、大変なことになる。ヨーロッパへでも亡命するつもりだ」といっていましたし、「日刊ゲンダイ」にコラムを書いていたニューヨーク市立大のつる見芳治教授もWTCアタックの2カ月ほど前の同コラムで「ウォール街では、ITバブル崩壊後の不況を打破するため。近くどこかで戦争を起こす」という話で持ちきりだ」と書いていました。陰謀説の傍証まではいきませんが、おかしな雰囲気を感じている人はかなりいたようです。ダブヤ家の詳細な歴史を書いた本が出ないものでしょうか。近く米国へ行く機会がありますので、ボーダーかバーンズ・アンド・ノーブル(だったかな)あたりの書店で探してみます.ウェブサイトでブッシュ家の英国時代からの詳細な歴史を紹介しているものがあったらお教え下さい。