04/21 18:18 爆弾テロで11人死亡 比ミンダナオ島南部 外信48
【マニラ21日共同】フィリピン国家警察によると、同国南部ミ
ンダナオ島ゼネラルサントスの商店街近くで二十一日午後三時すぎ
、爆弾が爆発、市民ら十一人が死亡、少なくとも三十人が負傷した
。また、同市内のバスターミナルでも爆弾が爆発したが死傷者が、
いるかどうかは不明。
警察はアブサヤフやモロ・イスラム解放戦線(MILF)などの
イスラム過激派による爆弾テロの可能性があるとみて捜査している
。
警察によると、最初の爆弾は手製で時限装置が付いており、商店
街近くの乗合自転車の乗り場付近で爆発、列をつくって順番を待っ
ていた市民らが死傷した。また警察は市内から爆弾二個を発見、回
収した。
ゼネラルサントスでは市民の携帯電話に「午後、爆弾が十八カ所
で爆発する」という差出人不明のメッセージが流れており、警察が
爆発との関係を調べている。
(了) 020421 1818
[2002-04-21-18:18]