アメリカのFBI=連邦捜査局は、ニューヨークやバージニアなど東海岸北部の12州と首都ワシントンの銀行にアルカイダのテロ攻撃の危険性があるとして、緊急の警戒声明を発表しました。
アシュクロフト司法長官は、19日、緊急記者会見を行い、ニューヨークやバージニアなど東海岸北部の12州や首都ワシントンにある金融機関に対して、テロ攻撃が起きるとの未確認情報を入手したと発表しました。
この情報をもとに、FBIや地方の警察機関などは、銀行に対するテロ警戒態勢に入りました。テロの具体的な計画やどの金融機関が狙われているかの情報はなく、テロ組織の具体名もあげていませんが、アメリカのメディアは、ビンラディン氏率いるアルカイダが背景にいると伝えています。(20日 6:32)