(回答先: 日に焼け、健康そうな様子 ビンラディン氏映像 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 4 月 19 日 22:11:00)
04/19 07:41 「殉教者の遺言」を放映 9・11実行犯が心境告白 外信12
【カイロ18日共同】カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは
十八日夜(日本時間十九日未明)、昨年九月の米中枢同時テロ事件
の実行犯の一人であるサウジアラビア人の若者が「遺言」として残
したビデオ映像を約三十分にわたって放映した。同時テロ事件の実
行犯の詳細な「告白」が公表されたのは事件後初めてとみられる。
「ニューヨーク、ワシントンに侵攻した殉教者の遺言」と題され
たビデオには、ウサマ・ビンラディン氏が「パレスチナやサウジア
ラビアなどの平安がない限り、米国民の安全は夢の中にしかない」
などと持論を語る映像も計四回挿入された。ビンラディン氏の映像
がいつ撮影されたかについては明らかでない。
遺言を残したのは、米ピッツバーグ近郊に墜落したユナイテッド
航空機を乗っ取ったサウジアラビア人のアフマド・ハズナウィ・ガ
メディ容疑者。「これまで米国の外で米国人を殺してきたが、そろ
そろ米国内で殺す時期だ」などと述べ、同時テロを「予告」した。
テロ実行を決断するにあたっては「その行為が自殺なのか殉教な
のか、ビンラディン氏ら信頼できる人物に教えをこうた」などと用
意した長文のメモを読み上げた。
同容疑者はまた、一九九八年八月のアフリカでの米大使館連続爆
破、二○○○年十月のイエメンでの米艦爆破などを聖戦の「成功例
」として挙げ、これに続く意気込みを示した。同容疑者が読み上げ
たノートには昨年三月五日の日付と署名が付されている。
ビデオは「アッサハブ(雲)」という映像プロダクションが制作
。同容疑者の映像を軸に、さまざまな関連映像やナレーションを絡
ませた。
アルジャジーラは、ビデオを入手したのはごく最近だとしている
。同テレビは全編を約三十分に短縮して報じた。
(了) 020419 0741
[2002-04-19-07:41]