[ベルリン 17日 ロイター] ドイツ当局は、チュニジア・ジェルバ島のユダヤ教礼拝堂付近で発生し16人が死亡した爆発事件について、ウサマ・ビンラディン氏が率いるアルカイダがかかわっている可能性があるとしたうえで、チュニジア当局もテロの可能性を否定する方針を放棄した、と述べた。
チュニジアのゼナイディ観光相は、ドイツのZDF(第2テレビ)に対して、当局は、「すべての方向から捜査を進めている」と述べた。これまでチュニジア政府は、11日に発生した爆発事件を、事故だと主張していた。
ドイツ政府は、すべての証拠が、爆発が計画されていたことを示している、と述べた。シリー内相は、ARDテレビで、「容疑者の背後に、アルカイダの組織を見極めなければならない」と述べた。(ロイター)
[4月18日9時14分更新]