本日(4・17)午前NHK衛星1で放送された「ABCワールドニュース」は、連日お伝えしている(残念ながら大リーグ中継でここ4日ほど朝の放送なし)ようにと前置きし、寄付金の激減などでカソリックに大きな打撃を与えている小児性愛事件が名門聖歌隊にも及んでいたことがわかったと次のように報じた。
● ニュージャージー州プリンストンにある名門聖歌隊でローマ教皇や大統領の前でも聖歌を披露した
ABCと「ニューヨークタイムズ」で共同取材を行ったという。
● 小児性愛実行者はドナルド・ハンセン氏
ハンセン氏は、終末に生徒の家に泊まりに行き、両親が寝た頃を見計らって生徒を自分の部屋に招き入れことに及んだという。
(被害者が顔出し実名で話をしていた)
ハンセン氏の弁護士はコメントを拒否しているとのこと。
● ハンセン氏は86年にも事件が表面化し87万ドルで和解
サベス氏が性的暴行でハンセン氏を訴え、87万ドルで和解していた。
● 聖歌隊責任者は「同意の上でのセックスだった」とコメント
※ 「ABCワールドニュース」は、ここ3ヶ月ほど精力的にカソリック聖職者の“小児性愛事件”を取り上げている。
これまで、ボストン・フロリダ・ニューヨーク・カルフォルニア・デンバー・クリーブランドの各教区で“小児性愛”事件が長年にわたって続いていたことが報じられた。
そして、犯行者である聖職者は、高額の和解金を支払う示談で済まされ、教区移動などの処置で保護されてきたことも問題視した。
カソリック聖職者で“小児性愛”に手を染めている人数は千名以上と見られ、「成人男性と少年との性愛を促進する組織」も存在しているという。