本日(4・17)午前NHK衛星1で放送された「BBCニュース」・「ZDFニュース」・「F2ニュース」は、ドイツで開かれたアルカイダメンバーとされる5名の裁判で起きた退廷事件を報じた。
[ZDFニュース]
● 仏・ストラスブールで爆弾テロ計画容疑で被告となったアルカイダメンバー5人の裁判がフランクフルト上級裁判所で開廷された
被告となった5人は、アルジェリア系で、フランス捜査当局の電話盗聴で爆弾テロを計画していることが発覚し、フランス捜査当局の通報に基づきドイツ捜査当局が逮捕した。
※ 法廷の撮影はZDFが代表で許可を得たとしたが、被告全員の顔がわからないようモザイクが施されていた。(ZDFは襲撃の可能性があるからとしたが、フランス2は、被告の申し出によるものと説明した)
● 被告のうち1人が“不穏当発言”を行ったため退廷させられた
被告のうち1人が「検事らはみんなユダヤの友人だ」と数分間にわたってわめいたため退廷させられたとのこと。
※ BBCとフランス2は、ユダヤ云々にはまったく触れず、「自分を守るのは神のみだ」と叫んだために退廷させられたと報じた。
● 被告たちの罪状の証拠
被告の住まいから「武器・爆弾材料・無線発火装置」・「ストラスブールのクリスマス風景のビデオ」が発見された。
被告たちは、アフガニスタンのアルカイダキャンプでテロリストの訓練を受けていた。
ZDFは、ストラスブールの市場かシナゴーグを標的にしていたのではないかと説明していた。