[ラバト 16日 ロイター] マレーシアのマハティール首相は、アラブ諸国は軍事行動の脅威を感じながら交渉に臨むことはできないとし、イスラエル軍がヨルダン川西岸から撤退しないかぎり、中東和平会議は開催できない、と述べた。
同首相はモロッコのユースフィ首相との会談後、記者団に対し、「アラブ諸国は銃の脅威を感じながら協議に臨むことはできない。イスラエルはまず、パレスチナ暫定自治区から撤退すべきだ。テロリズムを絶滅させる最良の方法は、その根幹となる原因を断つことだが、イスラエルのパレスチナ暫定自治区への侵攻が、要因のひとつになっている」と述べた。(ロイター)
[4月17日10時12分更新]