【CJC=東京】
米国民の60%が、「イスラエル軍がパレスチナ暫定自治区から即時撤退しなければ、イスラエルに対する経済や軍事面の援助を停止ないし縮小すべきだ」と考えていることが、明らかになった。
米CNNテレビと雑誌『タイム』が合同で、4月10日から2日間、約1000人を対象に電話で調査したもの。
イスラエルのシャロン首相について65%が信頼できないと回答し、また、パレスチナ暫定自治政府のアラファト議長を信頼できないとした人も全体の90%に達した。
パレスチナ暫定自治区で軍事作戦を続けるイスラエル政府が軍の即時撤退に応じなければ、アメリカは、イスラエルに対する経済や軍事面の援助を停止するか規模を縮小すべきだと6割が答えている。