http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20020416CF1I002616.html
<国際総合>
米要人ら、米議会前でイスラエル支持の大集会参加
「米国はイスラエルとともに自由のために立ち続ける」。米ワシントンの議会前で15日、米政府・議会の要人や一般国民がイスラエルの支持集会を開いた。主催したのは米国内のユダヤ系団体「統一ユダヤ・コミュニティー」など。10万人近くが参加したもようだ。
集会ではウルフォウィッツ国防副長官、民主党のゲッパート下院院内総務、ジュリアーニ前ニューヨーク市長らがあいさつした。訪米中のネタニヤフ元イスラエル首相も、米国によるイスラエル支持とアラファト・パレスチナ自治政府議長の排除を訴えた。ウルフォウィッツ副長官が「ブッシュ大統領は確固たる信念で、あなた方とともにいることを知ってもらいたい」とメッセージを伝えると、参加者は大歓声をあげた。同副長官は大多数のパレスチナ民衆もテロと武力対立の被害者になっていると指摘したが、これには不満の声があがった。(ワシントン支局)