国務院の朱鎔基総理と労安夫人は14日、人民大会堂で「中米上海コミュニケ」発表30周年の記念イベント参加のために中国訪問中のキッシンジャー博士(元米国国務長官)夫妻と会見した。
朱総理は「中米両国には共通の利益と広範囲にわたる協力の基盤があり、中米関係の健全で安定した発展は世界の平和と発展に有益だ」と指摘し、台湾問題に関する中国政府の立場を再び述べ、米国政府が中米間の3つのコミュニケを順守するよう希望すると伝えた。また朱総理は「台湾問題を上手く処理してのみ、中米関係は順調に発展する」と指摘した。
キッシンジャー博士は引き続き両国関係の発展のために努めると述べるとともに、中国改革・開放と現代化建設の大成功を称えた。