イスラエル軍は14日、ヨルダン川西岸の侵攻地域での「軍事封鎖地域」指定を一部を除き解除することを決めた。
指定解除でこれまで禁止していた救援団体や報道機関の立ち入りが認められるが、軍は撤退しない。
イスラエル放送によると、パレスチナ自治政府のアラファト議長が監禁下に置かれているラマラの議長府、パレスチナ武装グループが立てこもっているベツレヘムの聖誕教会、パレスチナ側が「虐殺」があったとしているジェニンの難民キャンプは除外される。
軍は先月29日の侵攻開始以来、各地を軍事封鎖地域に指定、報道機関や救援団体などの立ち入りを禁じていた。(共同)