イスラエル軍は、ジェニンの難民キャンプで今週展開されたパレスチナ側との激しい戦闘で、パレスチナ人数百人が死亡したとの見方を明らかにした。
同国軍報道官がイスラエル軍放送に対し、「明らかに数百人が死亡した」と述べた。
パレスチナ側は、イスラエル軍が同キャンプでパレスチナ人の大虐殺を行ったと主張、国連に調査の実施を求めている。
同報道官は、パレスチナ側の主張を否定。その一方で、同地での死者数を、イスラエル軍が先に発表した約100人を大幅に上回る数百人と改めた。
イスラエル軍はヨルダン川西岸の他の自治区同様、ジェニンへの立ち入りも禁じているため、報道陣は独自の調査を行えない状況となっている。