(回答先: イスラエルのシャロン首相は「平和の人」=米政府[ワシントン11日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 12 日 10:16:24)
米政府の撤退要求を無視するイスラエルとブッシュ政権が対立しているとの観測が強まる中、ホワイトハウス、米議会指導部は11日、そろってシャロン政権への信頼と支持を表明した。
同日付のワシントン・ポスト紙が、シャロン首相への批判がホワイトハウス内で高まっていると伝えたため、報道を否定し、両国の「亀裂」がパウエル国務長官の現地調停を損なわないようにするのが狙いだ。
ブッシュ大統領は11日朝、民主、共和両党の上院院内総務らを朝食に招き中東情勢などを協議。会談後、ロット共和党上院院内総務は「(米調停の)微妙な時に(交渉)当事者への信頼が欠けているなどと口にすべきではない」と指摘。フライシャー大統領報道官も「シャロン首相は和平の人」と報道の波紋を抑えようと懸命だ。
ホワイトハウスは議会指導部に対し、一部の対パレスチナ強硬派議員が提出しているパレスチナ解放機構(PLO)をテロ組織と指定する法案などを審議しないよう要請しており、ダシュル民主党上院院内総務は「平和的解決を目指すときに非生産的なメッセージを送ってはならない」と配慮していることを明らかにした。(共同)