[マニラ 11日 ロイター] フィリピンの入管当局者は、テロ組織「アルカイダ」メンバーとみられる要注意人物、約180人を記載したリストを全世界の空港管理当局に配布、注意を呼び掛けたことを明らかにした。
これ以外にイスラム過激派組織「ジェマ・イスラミア」メンバー約30人についても警戒を促したという。
同当局者は、「テロリストの入国や、既に入国したテロリストによる国民や社会への危害を防ぐため、最善以上の策を取っている」と述べた。
同リストは、米連邦捜査局(FBI)を含む国際機関の情報を基に作成された。フィリピン入管当局では、同国を好んで訪れる日本のヤクザについても警戒している。(ロイター)
[4月11日17時33分更新]