(回答先: 米CIAによる軍事機密スパイ事件を摘発 ロシア当局〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 10 日 23:51:14)
04/10 22:01 CIAがスパイ行為と発表 未然摘発とロ連邦保安局 外信113
【モスクワ10日共同】インタファクス通信によると、ロシア連
邦保安局(FSB)は十日、ロシア軍の兵器開発に関する機密情報
を入手しようとした米中央情報局(CIA)のスパイ行為を未然に
防いだと発表した。
米ロ間では昨年、スパイ事件が双方の外交官の大量追放合戦に発
展する騒動があったばかり。五月下旬にロシアで開かれる米ロ首脳
会談を前に、米中枢同時テロ後、緊密化している両国間の火種とな
る可能性もある。
FSBによると、スパイ行為にかかわったのは、在モスクワ米国
大使館の三等書記官と、独立国家共同体(CIS)の一国にある米
国大使館の職員。関係筋によると、三等書記官は既にロシアを出国
している。
いずれもCIA要員で、ロシア国防省の関係者と接触を試み、開
発中の兵器情報や、ロシアとCIS加盟国との軍事技術協力に関す
る情報を得ようとしていたという。FSBは早い段階でスパイ行為
を突き止めたため「ロシアの安全保障への深刻な損害」はなかった
としている。
モスクワの米国大使館は、この件に関するコメントを拒否してい
る。
米ロ間では昨年二月、米連邦捜査局(FBI)のベテラン捜査官
がロシアのスパイだったことが発覚。同年三月に両政府が双方の外
交官に国外退去を通告、それぞれ五十人が国外追放された。
(了) 020410 2201
[2002-04-10-22:01]