[ワシントン 1日 ロイター] 1日付の米ウォールストリート・ジャーナル紙は、ホワイトハウスがイエメンへの軍隊派遣を承認した、と報じた。派兵規模は数百人程度で、テロ組織アルカイダの残党を捜索するイエメン軍を訓練・顧問面で支援する、とされている。
同紙が米軍高官の話として伝えたところによると、今回のミッションはフィリピンでの軍事演習に似た形になる。また別の匿名の関係者らによると、ブッシュ政権内では、イエメンにおけるアルカイダの規模や、米国としての対応について、1カ月にわたって協議が続いた、という。
同関係者らによると、フィリピンでの活動と同様に、イエメンで米軍は戦闘に関与することはなく“訓練・援助・顧問”活動にかぎられる。
ホワイトハウスや国防総省のコメントは今のところ得られていない。(ロイター)
[3月1日18時15分更新]