(回答先: イスラエル首相府、作戦継続を声明〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 05 日 17:04:40)
イスラエル軍は先週22人が自爆テロにより死亡したことを受け、軍事的圧力を かけるためヨルダン川西岸のパレスチナ自治区で軍事行動をさらに拡大し、西岸 地区の町ベツレヘムにも4月1日、軍が侵攻した。その行動の最中、市内にあるロ シア正教会所有のゲストハウスも軍が占拠、これに対し、ロシア正教会のアレクセ イ二世総大主教は、4月3日、イスラエルのシャロン首相に宛て「最近のイスラエル 軍の行動は、平和と紛争を沈静化させたいとのロシア正教会の願いを、真っ向か ら打ち破るもの」と抗議し、「教会の施設からの即時撤退を強く要求する」と付け加 えた。この施設は、ベツレヘムの降誕教会への巡礼者宿泊施設として使われてい るもので、ロシア正教会側はイスラエル軍が軍事行動の目的でこれを占拠したと 厳しく抗議している。
また、ロシアのアレキサンダー・サルタノフ外務副大臣も、イスラエル外相宛 に、「聖地でのロシア正教会の活動と財産への許しがたい損害を与えている」と抗 議の手紙を送った。
アレクセイ二世総大主教は、施設からの撤退を要求する書簡を、ロシアのプーチン大統領、米国のブッシュ大統領、国連のアナン事務総長にも送った。