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Re: 色分けが違います 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 01 日 19:54:59:

(回答先: Re:@グループにつくか、Bグループにつくか。 投稿者 Silent Tears 日時 2002 年 3 月 01 日 18:18:33)

Silent Tearsさん、こんにちわ。

書き込み内容をいろいろお読みいただきありがとうございます。

元の書き込みにもあるように、世界を5大勢力云々という見方はしていません。


日本も中国もロシアもイスラム諸国も、すべて、ネットワーク国際金融家の“餌食”です。そして、米国国民や欧州国民もそのほとんどがネットワーク国際金融家の“餌食”です。

国際金融家が滅びることなくここまで巨大化したのは、英国・オランダ・米国そして欧州諸国と、時々の主要国の政治権力機構とメディアを支配してきたからです。

近代資本制システムを世界中に浸透させていったのも国際金融家です。

ロシアが、ピョートル皇帝で“近代化”に踏み出し、その後、トルコ→日本→ドイツと戦争を行ったのも国際金融家の誘導です。同じ誘導で起きたロシア革命を経て、同じ誘導で生まれたナチスドイツと戦うハメになるという歴史を歩みました。

(ヒトラーが対ソ戦を選択していなければ、ドイツが欧州全体を支配できたと考えています。さらに言えば、ソ連に侵攻したとしても、ウクライナの独立を認めていれば、対ソ戦の戦況が大きく変わったと思っています。ウクライナは、穀倉地帯であり反スターリン意識も強くドイツの大きな支えになったと考えています。国際金融家は、第一次世界大戦と第二次世界大戦を通じて、ボロ儲けを実現しただけではなく、自分に都合がいい構造に世界を変えました。日本やドイツの政治的現状を見ればわかるでしょう)

そして、ソ連を愚かな手法で解体してめちゃくちゃにしたゴルバチョフも“手先”です。(最近の報道を見聞きしていると、グルジアのシュワルナゼ大統領もゴルバチョフの仲間のように思われます)

中共が民衆の支持があったとはいえ中国大陸を最終的に支配できたのも、敗北した国民党が台湾に逃げられて政権を樹立できたのも同じ誘導です。

イラクがイランに戦争を仕掛けたのもクェートに侵攻したのも同じ構図です。


このようなことから、国際金融家の世界支配に与する人たちの反対側、すなわち国際金融家の世界支配に反対する人たちに与します。

そして、国際金融家にまだ支配されていない国家やその支配から脱しようとしている国家を探します。
期待しているのは中国・ロシア・アジア諸国・イスラム諸国ですが、日本が明治維新で取り込まれたように、流動的なものなので信を置くのは危険です。
中国は、歴史的に育まれてきた“商才”と世界的な“ネットワーク”があるので、ロシア以上に取り込まれる危険性があると同時に、そこそこ国際金融家とも渡り合えるかなとも考えています。共産主義には国際金融家と同じ危険性(支配欲)が潜んでいるので、中国が、経済合理性に徹することでそれを捨てきれるかどうかが重要です。


日本政府は、国際金融家のご機嫌を損なわない範囲で、自国民の安全と安定を図っていくしかありません。(いつまでかはわかりませんが....しばらくは)
日本が国際金融家の世界支配に与したいと願っても、鼻先であしらわれるだけです。
(聞くところに拠ると、“わざと”「対テロの戦い」の貢献国家として日本をリストアップしなかったくらいですからね)
日本のごく一部の“お仲間”企業だけが、国際金融家の分け前にわずかばかり与れるだけです。
耐用年数が過ぎた日本は、使い走りだけさせられ、刈り取られるだけです。

しばらくは、国家と国家の対立という様相は残るでしょうが、アホな日本が戦争を仕掛けない限り、国家対国家の全面戦争は起きません。

国際金融家が支配している米国を中心とした巨大軍事国家同盟に刃向かおうとするバカな国家は、北朝鮮やサウジアラビアも含めて出てこないはずです。
そんなことをしようとしたら、すぐに政権は崩壊します。
日本政府が米国に戦いを挑むことがあり得ないこと、小泉政権がそんなことを考え始めただけで倒されるだろうことを考えればわかることです。

だからこそ、中国も、ロシアも、北朝鮮も、韓国も、世界の動向を徹底的に追っかけ、必死の外交活動を展開しているのです。
日本政府は、戦後長く安住できた「米国追随政治」を続けていられる世界ではなくなったことに早く気づかなければなりません。

Silent Tearsさんの世界観も、半世紀以上前であれば通用したものだとは思います。


これからの世界史は、国家対国家ではない戦いによって動いていくと考えています。

その現れの一つがアフガニスタンでの戦争であり、国際金融家に支配された超軍事大国米国でも、タリバン政権には勝利できても、アフガニスタン人には勝利できません。
(アフガニスタン人皆殺しを勝利だと定義できるのなら勝利できるとは思いますが、それは、米国が自滅の道を選択したということです)


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