(回答先: Re: ピーター・ジェニングスは「テロ支援の証拠」を一笑に付す [ABCワールドニュース] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 4 月 04 日 18:10:36)
ABCまでがあてにならない、などということを言い出すぐらいだから、アメリカはイスラエルを馘ったと見てまちがいない(わらい)。愉快愉快。
何回も言うけどブッシュ共和党政権の狙いはイスラエルとアラブ共倒れ戦略であり、アメリカ軍の出番は両者が共倒れになってからなのだ。湾岸の油田地帯が壊滅したあと、石油・穀物・ゴールドの資源にリンクしたドルで世界を支配する、これ最強なのだ。産油国・農業国であるロシアや北海油田を抱える英国(しかもユーロに加盟しなかった!)も全くこれに乗っていると見るのが正解で、ロシアと合衆国は中東原油が途絶した場合に備えて原油の取引協定すら結んでいる。
シャロンはそういった意味で暴走させられて・・・ついに自暴自棄になったようである。
一方、パレステイナ自治政府が自爆テロ(というより自爆戦争戦術)に全く関与してこなかったというのは全くのナンセンス以外の何者でもない。シリア・イラン・イラクはそれに対して支援をつづけてきたし、エジプトは黙認してきた。ようするに、イスラエルの国家テロがアメリカの紐付きなら、自治政府にしても同じことで、だいたいまともな徴税能力ももたない自治政府が今迄存続してこられたのもアラブ諸国はおろかEUその他からの金銭支援があったからではないか。であるから、イスラエルの国家テロのアメリカの支援を問題にするなら、パレスティナ側への支援も問題にされなければならず、いずれにせよ双方が正義と思っている戦争の只中で、その武器供与のどうのこうのということを一方のものだけがウソということは全くのナンセンス以外の何者でもない。私は本当にイラクなどが支援しているのなら、パレスティナ側は武器その他に不足をきたしているのだから、どんどん支援してやってくれ、と思うぐらいだ。
いずれにせよ、あの親ユダヤ助兵衛淫乱親父のクリントンではこうはいかなかったに違いない。