【ソウル29日共同】韓国政府と在韓米軍は29日、在韓米軍の基地、訓練場のうち約1万3576ヘクタールを2011年までに段階的に韓国に返還、韓国は新規に約508ヘクタールを供与することなどを盛り込んだ米韓連合土地管理計画(LPP)協定に正式署名した。
これにより、在韓米軍への供与地面積は現在の約2万4420ヘクタールから約46・5%に縮小され、主要基地数は41カ所から23カ所に統廃合される。
計画実施に必要な総費用は約25億ドルで、韓国が11億2000万ドル、米側は13億8000万ドルを分担、供与地の縮小に伴い不足する訓練場は、韓国軍と共用できるようにした。(了)