(回答先: <対テロ戦争>貢献リスト落ちに不快感 外務省報道官(毎日新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 2 月 27 日 19:58:57)
【ワシントン佐藤千矢子】米国防総省が発表した「対テロ戦争」の貢献国リストに日本が入っていなかった問題で、同省は27日、日本を含めた27カ国を明記した訂正版を作成し、公式ウェブ・サイトに掲載した。同省担当者が在米・日本大使館に陳謝と訂正版の掲載を口頭で伝えた。日本重視の姿勢を示す米政府中枢は、先に公表されたリスト作成に関わった米中東軍司令部のミスを強調するが、米国内の日本観を反映した騒動といえそうだ。
訂正版は、日本の貢献について「インド洋に護衛艦3隻と補給艦2隻(要員約1200人)を派遣し、米英両海軍の艦艇に燃料補給している。燃料の費用は日本政府が負担、C130輸送機などが空輸支援をしている」と紹介した。さらに自衛隊がアフガニスタン難民のためパキスタンに救援物資を輸送したことにも触れている。
貢献国はアルファベット順に豪州、カナダ、フランス、ドイツ、英国、イタリア、韓国、ロシアなどが挙げられており、訂正版では日本は14番目に挿入された。
日本は91年の湾岸戦争で、人的貢献の代わりに総額130億ドルの資金協力をしたが国際社会で評価されず、戦争終結後にクウェート政府が米紙に出した全面広告で、貢献30カ国に名前がなかったという苦い体験がある。
外務省の服部則夫外務報道官は27日の記者会見で「大変遺憾な話だ」と不快感を表明していた。(毎日新聞)
[2月28日11時10分更新]