(回答先: 「このままでは兵隊足りない」=米太平洋・欧州両司令官が“悲鳴” 時事通信 投稿者 招き猫 日時 2002 年 3 月 21 日 16:23:52)
英国ブレア政権は海兵隊1,700名増派を決定したが、“兵隊不足”が米国連邦議会で話題になるということは、日本やドイツなどの同盟国に対する派兵要求が強まる可能性を示唆している。
文明諸国であれば兵士と費用をすべて自前で調達してくれるが、後進国だと、兵士は提供してもらえても、費用の面倒を見なければならない。
兵士を派遣しない同盟国に対しては、ブッシュ政権からまもなく“戦費負担”の要求が行われることになるだろう。
これらと同時に、米国内では、志願兵=傭兵からかつての選抜徴兵制への復帰が画策されるだろう。しかし、選抜徴兵制は、部隊のなかに“異質”なものを抱え込むことになったり、ベトナム戦争中期以降のように反戦運動が高まる要因となる。
アフガニスタン→中東→中南米と一つ一つが“解決”する前に戦域を拡大していけば、50万人規模の地上兵力が必要となるはずだ。
日本及び文明諸国の国民は、常軌を逸したブッシュ政権(&EU各国)にずるずると引きずり込まれることなく、9・11の真相と歴史の流れを見極めた対応しなければならない。