【カブール20日=佐藤浅伸】カブール北方のバグラム空軍基地に駐留する米軍報道官は20日、記者団に対し、アフガニスタン東部ホストの飛行場近郊にある米軍駐留地が同日未明、テロ組織アル・カーイダとタリバンからロケット弾や機関銃で襲撃された、と明らかにした。同報道官によると、米軍との銃撃戦は数時間続いたという。
襲撃を受けた駐留地は、米軍が掃討作戦を18日に完了したシャヒコト渓谷の東方約70キロ、パキスタン国境の西約30キロに位置する。米軍と合同で掃討作戦にあたった地元アフガン人の司令官は、作戦終了を前に、アル・カーイダとタリバンの残党がパキスタン国境に向け退却したと語っていた。(読売新聞)
[3月20日23時22分更新]