(回答先: Re: 中国、北朝鮮を警戒 CIA長官が脅威を列挙【ワシントン19日共同】 続き 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 3 月 20 日 19:29:39)
03/20 09:00 イラクがアルカイダと接触 米CIA長官が言明 外信21
【ワシントン19日共同】米中央情報局(CIA)のテネット長
官は十九日、上院軍事委員会の公聴会で証言し、イラクが「テロ組
織アルカイダと接触し、結び付きがある」と言明した。具体的事実
は明らかにしなかったが、イラクとアルカイダの関連を明確に指摘
した。
また、米中枢同時テロを「イラクかイランが支援していた可能性
を排除するのは間違いかもしれない」とも述べ、同時テロとの関係
も慎重に調べていく方針を強調した。長官は、イラクの大量破壊兵
器開発への強い懸念を示す一方で、ブッシュ政権はイラク攻撃の政
治決定を下していないと述べた。
長官は、アルカイダとウサマ・ビンラディン氏が依然として米国
が直面する「最も差し迫った脅威」と指摘。アルカイダは組織立て
直しの動きをみせており「米国や海外での米国益に対する攻撃の計
画を継続している」と新たなテロの恐れをあらためて警告した。
アジア情勢では、中国の軍備近代化や朝鮮民主主義人民共和国(
北朝鮮)のミサイル開発への強い懸念を表明。中国はテロ掃討作戦
で対米政策を軟化させたが「中国の目標は東アジアで強大な力を持
つことに変わりない」と警戒。対テロ軍事行動で米国が自衛隊の役
割拡大を促していることに対し、中国は日本の軍事的な台頭を米国
が支援していると受け止めている、と分析した。
(了) 020320 0900
[2002-03-20-09:00]