03/19 22:19 米政府に損害賠償請求へ アルカイダ幹部の家族 外信103
【カイロ19日共同】十九日付のアラブ紙アッシャルクアルアウ
サトによると、アルカイダ幹部でエジプト出身のアイマン・ザワヒ
リ氏の家族が、違法な空爆で同氏の妻子が殺されたとして、米国政
府に損害賠償を求める訴訟の準備を進めている。
家族の弁護人マフーズ・アザム氏によると、請求賠償額は未定で
、提訴先はエジプトか米国の裁判所になる見通し。
ザワヒリ氏はウサマ・ビンラディン氏の側近で、昨年十二月にア
フガニスタンで米軍の空爆に遭った際、妻と十三歳の息子が死亡し
た。ザワヒリ氏自身の生死は現在も確認されていない。
家族は提訴について「金銭を求めるためではなく、空爆という人
道問題を国際的な場で追及するため」と話している。
(了) 020319 2219
[2002-03-19-22:19]