本日(3・18)午前NHK衛星1で放送された「ABCワールドニュース」は、中東10ヶ国を歴訪中のチェイニー副大統領が、カタール(日本サッカーファンがいう“ドーハの悲劇”で有名)にあるアル・ユダイロ空軍基地に立ち寄ったことをことを報じた。
アル・ユダイロ空軍基地の存在はこれまで秘密にされてきており、チェイニー副大統領が立ち寄ったことで、カタール政府も公表に踏み切ったという。
アル・ユダイロ空軍基地は、10月7日から開始された「対タリバン・アルカイダ攻撃」の出撃基地として使われていると伝えた。
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★ カタール政府は、米国のアフガニスタン攻撃を支持しないと表明してきたのに、ブッシュ政権に基地を設けさせ、アフガニスタン出撃まで認めていたというのはすごいですね。
しかも、そのようなカタール政府に基地の存在を公表せざるを得なくさせるために、チェイニー副大統領がわざわざ立ち寄りを行うブッシュ政権のやり方もエグイですね。
インド洋に展開している空母(3隻から4隻)は、カタールに巨大基地があることを隠蔽するためには役に立っても、作戦的にはなくてもいいってことです。
この事実は、米軍の作戦を当然ウォッチしているイラン・サウジアラビア・イラク・UAEなどは知っていたはずです。