[オタワ 13日 ロイター] アフガニスタンでアルカイダ兵とタリバン兵の掃討戦を展開しているカナダ兵と米兵が、新たに開始された軍事作戦で、東部山地の要所に到着した。
カナダ軍が明らかにした。
この作戦「オペレーション・ハープーン(捕鯨作戦)」には、総勢500人近いカナダ兵と米歩兵中隊が参加しており、山地に潜伏している推定100人のアルカイダ兵やタリバン兵が標的。
エグルトン国防相が議会で述べたところによると、同作戦は早朝からカナダ軍主導で開始された。
部隊はガルデス南部を攻撃しており、米軍が要所とみなしている山地、通称「ホエールバック(クジラの背)」の攻略を目指している。
「オペレーション・ハープーン」は、既に5カ月に及んでいるアフガン軍事行動で、初めてカナダ主導で行われる作戦。また、カナダ軍が参加する地上戦では、朝鮮戦争以来最大の規模とされる。
(ロイター)
[3月14日14時19分更新]