[ジュネーブ 13日 ロイター] 国連の人権高等弁務官事務所(UNHCHR)は、17カ月にわたるイスラエルとパレスチナの衝突について、双方の人権侵害を非難するとともに、イスラエルによる軍事的占領が問題の根本的な原因である、との見方を示した。
UNHCHRのジョン・デュガード氏は報告書で、「今回の衝突では、国際人道法や人権規範が、当事者双方によって深刻に侵害されている」と述べた。
同氏は、この報告書で、中東における武力衝突を封じ込めるためには、監視機関や平和維持など、国際機関の存在が求められる、と述べている。
(ロイター)
[3月14日8時21分更新]