パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍の空爆で、日本が資金援助をした国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の盲学校が壊滅的な被害を受けたことが6日分かった。
パレスチナ自治区では、欧州が支援した空港や放送局などの施設が破壊された例は多いが、日本のプロジェクト対象施設では事実上初めての被害。在テルアビブ日本大使館は、イスラエル政府に強く抗議することを検討する。
破壊されたのはガザ市の「アルヌール・リハビリセンター」。ガザで唯一の盲学校で、目の不自由な子ども約350人が学んでいる。94年度に日本が改築工事に約72万ドル(約9360万円)を拠出した。(エルサレム共同)(毎日新聞)
[3月7日13時21分更新]