[ワシントン 6日 ロイター] 米国務省は、テロ組織撲滅への協力で、キューバ政府から寄せられた情報には全く価値がなかったと発表した。
キューバは昨年9月の同時テロ事件後、米国からの要請を受け、テロリストに関する情報を米国へ提供した。
同省スポークスマンは「キューバの歴史からを考えるともっと多くの情報があるはずだ。意図的に無益な情報だけを出したと確信している」と述べた。
また、同スポークスマンは「キューバをテロ支援国家のリストから外すことは考えていない」と語った。
米政府はキューバを、リビアやイラクなどと並ぶテロ支援国家に定めている。
米国防総省は5年前、キューバの脅威はなくなったとの報告をまとめた。近年、両国の関係改善への期待がささやかれていた。(ロイター)
[3月7日18時44分更新]