[ニューヨーク 25日 ロイター] 人権団体の報告によると、アフガニスタンから国外に逃れた難民のうち、300万人以上が暴力や他民族からの嫌がらせを恐れ、帰還を果たせずにいる。
人権団体ヒューマンライツ・ウォッチは、45ページに及ぶ報告書のなかで、アフガン国内の安全が確立されるまでは、難民の帰国を急ぐべきではない、と警告している。
一方、パキスタンとイランでアフガン難民が弾圧を受けているとし、改善を呼びかけた。
米国主導によるアフガン空爆開始の前から、多くの難民がパキスタンとイランに流入した。
ただ、ここ6週間で14万人が帰国したが、新たに5万人が難民としてアフガンを逃れたという。(ロイター)
[2月26日21時30分更新]