【ソウル5日=白川義和】5日のラヂオプレスによると、北朝鮮の内閣機関紙「民主朝鮮」は2月28日付の論説で、ブッシュ米大統領が北朝鮮などを「悪の枢軸」と位置付けたことについて、対テロ戦争を継続するための「現実に対するわい曲」とし、「真の悪の枢軸をなす国は米国、イスラエル、日本だ」と強調した。
論説は、イスラエルがパレスチナ自治政府への攻撃などで「侵略的正体」をあらわにしたと非難。さらに、日本の先月のH2Aロケット打ち上げを「軍事的目的への利用が可能なロケット開発」と批判し、イスラエルと日本が米国に「追従」していると指摘した。
(3月5日19:10)