インド警察は、ジャム・カシミール州で武力衝突が相次ぎ、少なくとも18人が死亡したことを明らかにした。
8日夜にはジャム・カシミール州都、スリナガル南西のパキスタン国境付近でイスラム教徒武装勢力4人が射殺され死亡。ポーンチ地区でもイスラム武装勢力4人、インド治安部隊要員2人が死亡した。
9日にはカシミール南部で手投げ弾が投げ込まれ、住民2人が死亡し、9人が負傷。手投げ弾は治安当局者に向かって投げられたが、標的を外れ路上で爆発したという。
カシミール渓谷ではほかにも衝突が散発し武装勢力3人、警官1人、住民2人が命を落とした。
一方でパキスタン警察は、実効支配線を越えてインド軍の銃撃があり、12歳の少年が死亡したとしている。