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(回答先: 右翼の男逮捕＝金銭トラブル、容疑認める−石井議員刺殺事件・警視庁（時事通信） 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 26 日 16:04:51)
10/26 17:06 出頭の右翼代表を逮捕 石井議員刺殺で警視庁 「家 社会45
共同
民主党の石井紘基衆院議員（６１）が二十五日、東京都世田谷区
の自宅前でバンダナを巻いた男に刺殺された事件で、警視庁北沢署
捜査本部は二十六日午後、殺人容疑で、出頭してきた住所不詳、右
翼団体「守皇塾」代表伊藤白水容疑者（４８）を逮捕した。
伊藤容疑者は、動機について「石井議員に家賃の援助を頼んだが
工面してくれなかった」と供述。「石井議員と、考え方の違い、感
情のもつれがあった」とも話しており、捜査本部はさらに背景など
を追及している。
調べでは、伊藤容疑者は二十五日午前十時三十五分ごろ、自宅を
出て迎えの公用車に乗ろうとした石井議員の胸をいきなり刺し、殺
害した疑い。
逃げた男と伊藤容疑者の体格や年齢、バンダナを身につけていた
点などが似ており、目撃した公用車の運転手や石井議員の秘書の証
言などから伊藤容疑者が浮上した。
同容疑者は一九九八年から世田谷区奥沢のアパートに住んでいた
が、三年間で家賃約二百万円を滞納し今年六月下旬、家主から強制
退去の申し立てをされていた。石井議員に家賃の肩代わりを頼んだ
が断られ、今月十七日に退去となって以降、東京・新宿で寝泊まり
していたという。
事件後は東京郊外の高尾山に逃走。その後、新宿に戻り喫茶店な
どにいたという。
伊藤容疑者は八八年一月、登山ナイフを持って共産党本部に抗議
に行き、銃刀法違反で現行犯逮捕されている。
（了） ０２１０２６ １７０５
[2002-10-26-17:06]
10/26 18:17 「政治活動の範囲で交際」 後援会長ら会見 社会51
伊藤白水容疑者の逮捕を受け、東京都世田谷区の石井紘基議員事
務所で二十六日、阿部武彦後援会長（６５）らが記者会見した。伊
藤容疑者が何度も事務所に来ていたことを認めたが「付き合いは政
治活動の範ちゅうだった」とし、二人に個人的な関係がなかったこ
とを強調した。
事務所によると、伊藤容疑者が事務所に姿を見せるようになった
のは五年以上前から。だが石井議員は直接会わず、富永早苗所長が
対応し、主に政治の話題を話していたという。歴史に関する書籍や
酒を購入するよう求めることもあったらしい。
富永所長によると、石井議員は伊藤容疑者の素性についてある程
度知っていた様子で、「困ったもんだ」「何かあれば言ってくれ」
などと所長に話していた。金銭面などトラブルを抱えている様子は
見えなかったという。
富永所長は「政治家の交遊関係の範囲の付き合いと理解しており
、なぜこんなことになったのか分からない」と話していた。
（了） ０２１０２６ １８１７
[2002-10-26-18:17]
10/26 18:17 面倒見てくれないと不満 石井議員「困ったものだ」 社会54
「昔から知っているのに最近、面倒をみてくれない」「おれをば
かにしている」。民主党の石井紘基衆院議員を刺殺したとして、殺
人容疑で逮捕された右翼団体代表の伊藤白水容疑者（４８）は最近
、石井議員への不満を周囲に話すことが多くなっていた。
石井議員は十月に衆院災害対策特別委員長に就任。伊藤容疑者は
「偉くなったのに冷たくなった」と話すこともあった。石井議員本
人も伊藤容疑者の事務所への出入りについては「困ったものだ」と
迷惑そうに話していた。
住んでいた世田谷区のアパートの家賃を三年間払えず「企業から
車代も出なくなった」と漏らすなど金に困っている様子で、石井議
員に情報提供料などとして金を求めることもあったという。
関係者によると、伊藤容疑者は石井議員が初当選した一九九三年
から事務所に出入りするようになった。
当時、ほかの右翼団体と連携するなどして活発に街頭宣伝活動を
しており、地元世田谷区の他の衆院議員の事務所にも頻繁に足を運
び、企業のスキャンダルなどの情報収集をしていた。
石井議員の元秘書などによると、その後は目立った右翼活動をし
ておらず、事務所に日本酒を持ち込み「酒を買ってくれ」と要求し
たり、書籍の購入を求めたりすることもあった。
（了） ０２１０２６ １８１７
[2002-10-26-18:17]
10/26 15:43 右翼団体を１人で結成 ８８年にナイフ所持事件も 社会39
民主党の石井紘基衆院議員（６１）刺殺事件で二十六日、警視庁
に逮捕された伊藤白水容疑者（４８）は一九八五年、右翼団体を一
人で結成。八八年には登山ナイフを持って共産党本部に抗議に行く
事件を起こしたこともあったが、最近は右翼としての活動実態はほ
とんどなく、金に困っている様子だったという。
関係者によると、伊藤容疑者は東京都世田谷区生まれで、神奈川
県内の高校を中退。右翼団体結成後は、器物損壊や暴力行為で度々
摘発されている。
昨年七月には、大田区田園調布の公園で、木に向かって手裏剣を
投げているのを見つかり、折りたたみナイフを所持していたため銃
刀法違反の現行犯で逮捕された。
約三年前からは、石井議員の自宅から約七キロ離れた世田谷区奥
沢のアパートの二階に一人で居住。ミニバイクのエンジンを空吹か
ししたり、遊んでいる子供たちに「うるせえぞ、おまえら」と怒鳴
りつけたりするなど近所の住民から怖がられていた。
三年間で約二百万円の家賃を滞納しアパートの立ち退きを迫られ
今月十七日には部屋を引き払ったが、二十二日夕方ごろ、ミニバイ
クで再び現れ、部屋を眺めていたのを近所の人に目撃されていた。
石井議員が九三年に初当選してからは月に一度の割合で同議員事
務所を訪れていた。横柄な態度で「石井を出せ」などと事務所に電
話をかけて来ることもあったという。
石井議員の秘書は「甚平に雪駄（せった）姿で来ることもあった
。ふらっと姿を見せ、議員と五分から十分ほど話をしていた」と話
している。
（了） ０２１０２６ １５４３
[2002-10-26-15:43]
10/26 13:40 ショック引きずる遺族 犯行前から奇行目立つ 社会27
石井紘基衆院議員（６１）の刺殺事件から一夜明けた二十六日朝
、右翼団体代表（４８）が警視庁に出頭した。事件現場周辺の住民
からは「本当によかった」と安どの声が出たが、妻のナターリヤさ
んら遺族は、突然の惨劇のショックから立ち直れない様子だった。
男は、犯行の約一カ月前から自宅アパートに日の丸を掲げ、遊ん
でいる近所の子供を怒鳴るなどの奇行も目立ったという。
雨の中、石井議員宅に弔問に訪れた民主党無所属クラブの地元区
議は「部屋では遺体のそばに奥さんが寄り添っていた。『突然のこ
とでお悔やみ申し上げます』としか言葉が掛けられず、奥さんは言
葉もなかった」と沈痛な面持ちだった。
テレビのニュースで男の出頭を知った通学中の女子高生（１７）
は「行き帰りに通るので犯人が現れて本当によかった。石井さんが
心安らかに天国に召されてくれればいいと思います」。
一方、捜査本部がある北沢署には報道陣が続々と詰め掛け、緊張
が走った。
男はこの日午前六時四十五分ごろ、警視庁の受付で自分の名前を
名乗り、知り合いの捜査員への取り次ぎを依頼した。
男のアパートの近くの自営業の男性（６３）によると、男は約一
カ月前から部屋の窓に日の丸を掲げ、犯行を予感させるような行動
があったという。「こちらがあいさつすると、『オス』と返事を返
すような一面もあった。人にいえない孤独感を抱えていたのでは」
近くの会社員（４８）は「夜中に木刀で電柱をたたいて警察が駆
け付けたことがある。乱暴な人だとは思っていたが…」と驚きを隠
さなかった。
（了） ０２１０２６ １３４０
[2002-10-26-13:40]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。