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(回答先: Re: コンピューターが税金取り立て−大阪 (住基台帳多角利用?) 投稿者 ウッチャー 日時 2002 年 8 月 31 日 02:36:17)
住基ネットの危険性は、官庁業務分野と相互乗り入れする民間営利企業の分野を考える必要があると思います。「住基ネット」はほんとはもっとずっと恐いものであるという気がします。
国の分野でいえば、管理体制の動向もとても注意が必要です(公調などは、市民運動などを監視の対象にすると公然と文書にさえしているところがあります)。たとえば、ケイタイの番号と「住基ネット」が連動すれば、技術的には通話記録や、ケイタイの位置情報システムの個人データが簡単に蓄積できます。現在NTTがICカード電話を街に急速に設置しています。ケイタイの普及で公衆電話自体激減したなかで、何を今更と思える行為ですが、いずれ「住基カード(ICカード)」で使わせるためと(やはり通話記録が蓄積できるし、日常でカードが便利に使えるという利便性の宣伝にもなるでしょう)、ICカードを普及させてカード一個あたりの単価を下げていき、「住基カード」の導入の抵抗感を少なくさせる戦略でもあろうかと思われます。
このようなものは憶測に過ぎないのですが、可能性として現実にそういう危険性は存在しています。であれば、避けるのが智慧というものではないでしょうか。
ともあれ、これからの「住基ネット」の民間分野のおおよその進展などは、次のような所の動向などが参考になるかと思われます。
ICカード利用促進協議会
http://www.jicsap.com/