国連は9日、初の世界防災白書を公表した。それによると、地震、火山噴火、洪水など過去10年間の災害で88万人以上の命が奪われ、6850億ドル(約82兆8850億円)の経済的損失が発生した。国連国際防災事務局は「人口過密、貧困などにより、自然災害の被害が拡大している。より安全な社会の構築には住民に対する教育と、防災を視野に入れた開発計画の策定が必要」と強調している。
次へ 前へ
フォローアップ: