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日本の危機管理能力を問う話題の映画「宣戦布告」(10月上旬公開)の完成披露試写会が9日、都内で行われ、石原慎太郎都知事らが鑑賞に訪れた。
製作サイドが「絶対見てほしい」と熱心に口説いた石原知事だが、上映後、「僕は会見しない。しゃべらないほうがいい」とご機嫌斜め。法解釈をめぐる政府の議論の間に、重武装の特殊工作員らによって自衛隊員がなすすべもなく次々になぎ倒される展開に不満があったか、報道陣からコメントを求められると、「現状認識が古い。日本はもっとタフです」と言い捨て退席した。
だが、試写会に出席したアルベルト・フジモリ前ペルー大統領は「ペルーでテロと戦った経験を思い出した。リアリティーがある」と絶賛。石侍(せじ)露堂監督も、「自衛隊の現場のほとんどが、映画のように自分たちは何もできないと言っている。むしろ現状認識を甘くして作った」と知事に異論を唱えるように熱弁をふるった。