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東京都が個人向けに初めて発行した都債「東京再生都債」の販売受け付けが4日朝始まり、開始からわずか1時間20分で、予定の200億円分を完売した。同都債については石原慎太郎知事が「なまじ銀行に預けるより確か」などとPRしていたが、慎太郎知事への信頼度も即刻完売の原動力となったようだ。
同都債は、証券会社11社の219店舗で販売。都内在住者と在勤者が購入可能で、限度額は500万円。その名のとおり、都市再生に向けた道路や公共交通網の整備に充てられる。
当初は17日まで募集する予定だったが、利率が0.12%と都市銀行の3年定期よりも高かったことや慎太郎知事に対する信頼度の高さもあり人気が沸騰したようだ。
都が証券会社からヒアリングしたところ、購入者から「都債の安全性は高いと思ったので購入した」「都債が東京のまちづくりに役立つのは良いことだと思う」などの声が寄せられたという。
これまで都では、機関投資家向けのみに都債を発行してきたが、個人向けは初めての試み。今回の販売が成功に終わったことから、年内にも第2回分を発行をしたい考えだ。
一方、日本政府も来年2月に個人向けの国債を新設する予定で、あの手この手で国民に国債を買わせようと必至になっている。だが、「小泉政権の経済無策で、国への信頼感は最低となっている」(自民党若手)だけに、売れ残りが懸念。いよいよ経済分野においても、慎太郎待望論が高まりそうな気配だ。