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「民営化は結構だが、採算性が主目的となって都の主要プロジェクトが挫折するのは本末転倒。そうなれば都の資金を引き揚げさせていただく」
石原慎太郎東京都知事は26日、道路関係4公団民営化推進委員会に出席し、首都圏の環状高速道整備の必要性を強く訴えた。
石原氏は首都高速道路公団の民営化方針を、路線決定に都の意向が反映しやすくなる、として評価。ただ、都心環状品川線(目黒区―品川区)計画について「新組織が採算性からできない、となれば自力で整備する。財源として首都公団への出資金1700億円の返還などを求めたい」とぶち上げた。
委員からは「出資を引き揚げたら国民負担が生じかねない」との懸念が出ると、ディーゼル車が出す浮遊粒子状物質(SPM)入りのペットボトルを振りながら「都民はこういう被害を受けており、(環状道整備は)首都圏には大きなプラス。日本全体まで考えは及ばない」と主張した。
長男の石原伸晃行革担当相はこの日は聞き役に徹したが、さきの東京外環道視察では「採算性を度外視している」などと高コストの建設を批判していた。(00:58)