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[ワシントン 11日 ロイター] 心臓病や糖尿病、その他の疾患につながるのは、食べ物自体ではなく、その調理法だとする研究が米国で発表された。
研究を行ったのは、ニューヨークのマウント・サイナイ・スクール・オブ・メディシンの研究者ら。
炒めるとか焼く、電子レンジを使う場合など、高温で調理したものが体内に入ると、疾患につながるという。
低温でゆでたり蒸したりしたものは、その作用が比較的少ないとしている。
研究チームのヘレン・ブラッサラ博士は、低脂肪・低糖分の食事を心がけることは良いことだが、それでも疾患に悩むケースもあるとし、その犯人をAGEs(advanced glycation end products)と呼んでいる。
AGEsは、糖分、脂肪、タンパク質の相互作用で形成され、強火で調理するとすぐにできるという。
同博士は、「この物質はブドウ糖の作用で自然発生的に生じ、非常に有害」と指摘した。
AGEsは細胞を刺激し、タンパクを形成させ炎症につながるとして、強火を長時間使うことに注意を喚起している。
この研究は、糖尿病患者24人を対象に、同一の食料を調理法を異にして与えた結果、判明したという。(ロイター)
[11月12日14時54分更新]