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●残留農薬問題で大揺れだが、中国の農業は儲かる!
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三星雅人(ジャーナリスト)
冷凍ホウレン草から表面化した中国野菜の残留農薬の問題が話題になっています。厚生労働省に問い合わせたところ、「現地の新聞報道には47%の野菜に残留農薬が検出されたとあり、調査中です。現地で誰がどう生産しているのかは不明。輸入時の検査を強化しているので、中国野菜すべてが危険というわけではありません」との回答。確かにすべてじゃないでしょうが、これじゃあ安くても怖くて買えないのであります。
「農業は儲かる」は 中国の起業家の常識!
「中国の農業は今、曲がり角にあります」と、残留農薬騒ぎの原因を指摘するのは平岡証券の豊島信彦氏。豊島氏によれば、中国は集団農業から企業による利益追求の農業へと急速に転換中で、上海A株、深センA 株ともに農業関連企業の上場が増えているとのこと。超大現代農業、欧亜農業などの成功で、農業は手っ取り早く儲かる業種と見られているそうです。だから、安全な野菜を生産するよりも需要のある品目を大量生産するほうが優先されるのでしょうか。
ただ、中国が農薬に対してルーズかというとそうではなく、輸入には厳しくて、マクドナルドのポテトに中国では認可されていない農薬が使用されていたことを理由に、3カ月あまり輸入禁止措置がとられたこともあったくらい。実は、中国では農業収入を上げるために減税などの政策をとっており、輸入野菜には神経質になっている様子。そういった意味では、中国の農業は有望です。しかし、欧亜農業株が急落。社長の税金逃れの嫌疑や失踪騒ぎなどのスキャンダルが原因だけど、社長は農業で世界のお金持ちランキングに入る富豪に。農業はやっぱり儲かる!?
「今回のワンポイント「
「有機野菜」
欧亜農業は花で伸び、超大現代農業は有機野菜で成長した。この騒ぎの中、超大現代農業に尋ねると「当社への疑いは知っているが、事実ではない」と。無農薬とは言っていないしね……。ただ、儲かってるのは疑いのない事実。
http://www.sscom.co.jp/money/school/index2.htm
◆【香港】伊藤忠と農業大手、代理契約
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伊藤忠商事(香港)は10日、香港上場の中国本土農業企業・欧亜農業(ユーロアジア・アグリカルチュラル)と日本での農産物販売代理店契約を結んだ。欧亜は伊藤忠を通じ、日本向けにまず花き(草花)を輸出する。同社は3年以内に日本向け出荷量が全体の過半を占めると期待している。(香港版編集部・小林一成)
http://www.melma.com/mag/53/m00024053/a00000452.html