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短時間で手術が終了し、やり直しが可能な美容整形手術「プチ整形」の低年齢化が進んでいる。この夏、小中学生の女の子の来院数が急増した病院もある。
プチ整形は、メスを使わない手術が中心。ナイロン製の糸で縫って二重まぶたにする手術費用は5万〜10万円。約1〜2年で元に戻ることが多いという。20〜30歳代の女性が大部分を占めていた。
十仁病院(東京都港区)では、今年7、8月に10〜15歳の女の子81人が美容整形手術を受け、大半がプチ整形だった。昨年同時期の46人の1・8倍、一昨年の30人の2・7倍になった。大半が母親と一緒に来院し、二重まぶたにする手術を受けた。アイドルグループ「モーニング娘。」や人気歌手の浜崎あゆみさんの雑誌の切り抜きを持参して、「パチッとくりくりした目」を求める患者が多かったという。
母親は「見た目の印象を明るくして、性格を明るくしたい」「子供のころから、かわいいほうが何かと有利」などと話したという。
同様に10代女性の利用が増えているという神奈川美容外科クリニック(新宿区)の広報担当者は「低年齢化には、母親世代の抵抗感が希薄化したという背景があるようだ」と話している。 【奥村隆】
一方、低年齢化の傾向に警鐘を鳴らす関係者もいる。日本美容医療協会の西山真一郎理事長は「プチ整形と言われる手術の中にも危険が伴うものもある。子供の顔は大人になる過程で変わっていく。自分で責任を持てない子供に安易に受けさせるべきではない」と反対している。(毎日新聞)