国内の野鳥が高率でマラリアに感染していることが国立環境研究所の永田尚志主任研究員らの調べでわかった。ホオジロで約8割、メジロは4割、オオオヨシキリは約6割だった。多くの野鳥はマラリアに対する耐性があり、実害は少ないと考えられるが、ペット用野鳥の輸入に伴い、別種のマラリアが入り込んで流行する恐れもあり、「今後、移入種には注意が必要」(永田主任研究員)という。
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