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(回答先: Re: テレビゲームをしたことがある子ほど友達の数が多い 投稿者 Mr.Q 日時 2002 年 7 月 13 日 14:47:19)
http://www.intara.net/ron/sotsuron/
[プレイ時間・集中プレイ時間と性格特性の関係では、主効果に有意差・傾向差はなかった。ただ、外向性でプレイ時間×性別の有意な交互作用があり、男性は外向性が高い方が低い方よりもプレイ時間が長く、女性は外向性が低い方が高い方よりもプレイ時間が長かった。これは、男性はゲーム友達が多いため、外向的な男性は友人との話についていくためにゲームをプレイしているのかもしれない。
ゲームで感じる楽しみと性格特性との関係では、外向性が低い人はゲームをプレイした際、鑑賞することに楽しみを見出す傾向にあることが示された。外向性の低い人は活動的ではないため、受動的な快である鑑賞に楽しみを見出すのかもしれない。開放性低群は高群よりも緊張因子得点が低いことが示された。開放性の高い人は内的感受性が強く、知的好奇心、判断の独自性を持つため、開放性が高い人は日常ではなかなか味わえない緊張感を得ることができるビデオゲームに快を見出すのであろう。調和性低群は高群よりも緊張因子得点が低い傾向にあった。調和性が低い人は利己的で、他の人の意図を疑い、協力的というよりは競争的であるため、調和性が高い人の方が緊張や頭を使うことに不慣れであるために、それを味わうことができるビデオゲームに快を見出しているのかもしれない。それ以外に関しては主効果に有意差および傾向差はなかった。調和性で疑似人格因子×性別に交互作用がみられ、女性の調和性高群は中群よりも疑似人格因子が低く、男性はあまり変らなかった。調和性の高い女性は実生活で常に他者を思いやっているためにゲームのキャラクターに感情移入することに興味を示さないか、あるいは感情移入しても特別なこととは感じないのであろう。
ゲームをプレイするかどうかで性格に影響があるという証拠はないといっていい。現在の大学生は(そしておそらく小学〜高校生も)ビデオゲーム経験のない人の方が少数派であり、従来の研究であったような、ビデオゲームをプレイする人を特別視するような視点は明らかに古いといわざるをえない。しかし、特定の内容のゲームをプレイした場合、性格に影響を及ぼさないという証拠もない。]
http://www.hss.ocha.ac.jp/psych/socpsy/fumica/hattatusin99.htm
[TVゲーム遊びの状況によって、TVゲーム使用の社会性に対する影響が異なるとはいえない、という結果であった。このように、本研究の結果は、TVゲームの使用状況が、TVゲームが社会性に及ぼす影響を調整していることを示していない]
http://wp.cao.go.jp/zenbun/seikatsu/wp-pl92/wp-pl92-02204.html
[テレビゲームによるプラスと考えられる影響として小学生では「友達と遊ぶ機会が増えた」,中学生では「気分転換ができた」等が多くなっており,マイナスと考えられる影響としては小・中学生とも「目が悪くなった」等が多くなっている]
http://www.edogawa-u.ac.jp/~yishida/graduate/h09/h9ogawara.txt
[(3)テレビゲームは子供に悪影響を与えるのか?
テレビゲームの否定的側面
テレビゲームの否定的側面としてあげられることは、暴力的な内容のテレビゲームを
することによってプレイヤー自身も現実の生活の中でも暴力的になってしまうというこ
とや、テレビゲームに過度の一体感を持つようになると、自分の思い通りに操作できる
テレビゲームの世界と操作できない現実の世界との区別かつかなくなってしまうという
ことや、人間の感情というものに煩わしさを感じ、人との付き合いを避けるようになる
などがある。
テレビゲームの肯定的側面
テレビゲームの肯定的側面としてあげられることは、テレビゲームで相手を倒すこと
によって自分自身が相手を倒したように感じられることによって、プレイヤー自身の攻
撃行動が放出されるということや、テレビゲームをすることによって情報交換などによ
り友達の数が増えたりするということなどがあげられる。]