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車椅子からストリップが見えない 障害者が劇場を告訴
2002.07.17
Web posted at: 13:49 JST
- REUTERS
フロリダ州ウェストパームビーチ(ロイター)
重度の四肢麻痺で車椅子を使う男性がストリップ劇場に
客として入ったところ、関心のある演目の部屋に車椅子では
入れなかったとして、フロリダ州ウェストパームビーチにある
ストリップ劇場を訴えている。男性の弁護士が明らかにした。
訴えによると同州オーランド在住のエドワード・ローさんは、
ストリッパーが客のひざの上にまたがってラップダンスを踊る
部屋に関心があったが、階段を上らなくてはならず、車椅子では
入れなかったという。男性はこのため劇場に対し、障害者への
差別を禁止する「障害のある米国人法(ADA法)」に反して
いると主張。ほかにも、身体障害者用の駐車場を完備していない
こと、トイレに入れないこと、舞台が高すぎて車椅子からの目線
ではストリッパーを見られないことについても訴えている。
ADA法は身体障害者が健常者と同じように仕事に就いたり、
交通機関やその他の公共施設を利用することができるよう制定された。
ローさん担当のブランディ弁護士も「最も大きな問題は、
ラップダンスの個室が上階にあること。車椅子では入れない」と
強調しているが、劇場側のコメントはない。
一方でフロリダ州選出のフォリー下院議員(共和党)は、
「身障者の利害を守る目的で作られた法律が悪用されている。
同法は身障者のためのもので、弁護士を金持ちにするためのもの
ではない」とコメントし、フォリーさんの担当弁護士を強く批判。
同議員は、ADA法関連のこうした訴訟から企業を守るため、
企業が同法の基準を満たすまでに90日間の猶予期間を与える
法律を議会提出している。
ブランディ弁護士はこれに対し「共和党の議員がセックス産業
を支持していることがショックだ」と答えている。
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ちなみに私的なことですが、福祉住環境コーディネーターの
資格を取った時、ADA法についても学びました。
地球上のだれかれ差別なく快適な性活を提供されるべきだと思います。(笑)