「噛み合わせから派生する身体異常」
歯医者は医者でないという説もあるそうですが、それはどうでしょうか?
噛むという行為と脳神経の間には深〜いつながりがあり、さらには噛み合わせから来る身体異常まで指摘されています。
しかしながら、現状の医療機関は科によって分担が決められており、歯科、脳神経科、外科等にまたがる研究は難しい物と予想されます。
さて、皆さんは車を運転されますか?
車を運転している時にガムを噛む方は多いと思います。
下顎神経*1を通して脳に刺激を与えているということになっているようです。
また、咀嚼(そしゃく:噛むこと)時には脳への血流量が何割か増すということですが、これの比較サーモグラフ図を検索しましたが、見つかりませんでした。(当たり前か)
http://www.citydo.com/city-web/guide52.html
近年の日本人の顔は顎が細くなっていることは、どなたもお気づきのことと存じますが、これは咀嚼回数の低下によるものと思われます。原因は柔らかい食べ物が多くなったことでしょう。
また、子供の頃からの咀嚼回数の低下に起因するものとして、かみ合わせの不具合(顎の未発達による歯並びなど)、脳神経への刺激が少なくなったことによる能力低下が考えられますが、この辺の研究は前述の理由で難しそうです。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~miyakawa/health.htm
そこで、最近注目をされているのがバイオプレートと呼ばれる噛み合わせ補正治療です。
http://www.wakayamanet.or.jp/mar/bioplate/index.html#低位咬合
これは、米国で60年前に物理学者が提唱した理論をもとにして発展したもので、マウスピースを使いミクロ単位でかみ合わせを補正することにより、脳へのストレス負担を減らし、ホメオスタシスによる自己治癒能力を高めるというものです。
当然ながら、骨格の歪みや曲がりも補正可能だと推測できます。新しいタイプのオステオパシーhttp://www.joa-jco.com/whatost.htmlとも考えられます。
さらに、アトピーやアレルギーも緩和、運動能力や学習能力もある程度向上が期待できますが、これらは心や意志、性向など精神的傾向にも関係する問題なので万能というわけにはいかないでしょう。
体験者のレポートを希望します。
P.S.
こういう所もあった。
http://members.tripod.co.jp/dent_anth/
*1: 下顎神経; mandibular nerve(三叉神経節からの感覚線維と運動根が卵円孔で結合してできる三叉神経の第三枝.卵円孔を出て,硬膜,咬筋,深側頭,外側・内側翼突筋,頬,耳介側頭,舌,下歯槽の各神経となる.知覚枝は耳介,外耳道,鼓膜,側頭部,頬,下顎角を除く下顎骨をおおう皮膚,舌の前2/3,口底部,下顎歯と歯肉に分布する.運動枝はすべてのそしゃく筋,おとがい舌骨筋,顎二腹筋の前腹,口蓋帆張筋および鼓膜張筋に分布する)