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大手生命保険7社は2002年度に国内株式の保有残高を計1兆円強減らす計画だ。2001年度の売越額は生保全体で過去最大の4兆円超に達し、7社だけで3兆円程度となったもよう。ピークを越えたとはいえ、2002年度も引き続き大きな株式売り圧力になるとみられる。
株売却は財務の健全化が狙い。価格変動リスクの大きい株式を減らすと、健全性の目安となるソルベンシーマージン比率(保険金支払い余力)が改善する。各社は運用資産の比重を安定した金利収入が見込める公社債などに移している。